医療事務の仕事は多岐に渡っていると何度か説明をしてきましたが、では今回は特に様々な仕事をこなしている、小さい診療所で働いている友人の話を紹介します。
友人は入院施設のある小さな診療所で医療事務の仕事をしています。当然医療事務の仕事に従事しているのは2名程度。全ての仕事を2名でこなさなければいけない状況です。
まず第一に受付の仕事。来られた患者さんの受付をし、その患者さんのカルテを用意しなければいけません。頻繁にかかってくる電話の応対もしなければいけません。
当然ながら会計業務をする為に医療点数の計算をしなければいけません。その他にも来られた患者さんの症状や診療内容の確認。
医師の秘書的業務。入院患者さんの手続きや対応、カルテの管理。看護師との連携も行います。
目が回るくらい忙しいそうです。
大きな病院であれば分業制でやっている事の全てをこなさなければならないのですから、その分幅広い知識が必要になってきますし、フットワークも軽くなければ仕事はこなせません。
だからなのか友人は非常にバイタリティに溢れています。そして人当たりも非常にいいです。
受付業務が自動システムになっている病院等では、カルテの管理も全てパソコンなどで管理されていますが、まだ自動システム化されていない診療所では全て手作業です。
膨大なカルテの中から患者さんのカルテを探し、そして処理する。
レセプト業務も全てのカルテに目を通し、チェック業務を行います。膨大な時間がかかる為残業も非常に多いそうです。
こういう職場はパート希望の人には向かないでしょうね。
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