医療事務は病院や診療所だけでなく歯科医院や調剤薬局でも活かせる資格です。
調剤薬局の医療事務はどんな仕事があるのでしょうか。
調剤薬局には色々な病院から処方箋を貰った患者さんが来られます。
新規の患者さんであればカルテの作成を、既存の患者さんであればカルテを出して処理をします。保険証の変更がないかどうかのチェック等も必要になってきます。
処理の終わった処方箋を見ながら薬剤歴を入力する業務がありますが、処方箋を何度も見返しきちんと処理しないと、物凄く読みにくい処方箋も医師によっては存在します。その内容をきっちり把握し、薬の種類や記号をきちんと覚える必要があります。
しかも調剤薬局は小さな店舗が多いので、初めて調剤薬局に勤務する場合は日々勉強となるでしょう。指導してくれる方がいらっしゃる場合はまだいいのですが、いない場合は本を見ながらの業務になりますし、仕事を素早く処理しないと他の業務に支障をきたします。
人間関係も難しいところが多かったりもしますので、小さな調剤薬局で働く場合は、非常にストレスが溜まる事もあるでしょう。
パソコンを使う機会が病院などの勤務よりは増えてきますので、エクセルやワードの基本操作は必須になるでしょう。
ただ薬学的な知識は病院よりも培えますので、将来的に他の分野での道も開ける可能性はあります。
病院で働く場合と同様に、患者さんと接する機会が多い職場ですので、コミュニケーション能力は高い方が仕事はしやすいでしょう。
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